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釣りを単なる娯楽・狩猟本能の充足に留めず、一連の統合した知的作業、さらには個人の「哲学」「美学」にまで昇華することを目指す話題作。

単なる気晴らしではなく、覚悟と明晰な思考と知性を読者に要求するブログを目指します。

大衆に媚びを売るのでなく、低俗化を避け、文化的水準の維持、各個人の知的水準の向上を目指します。

2019年08月10日

2019年08月10日

私は厳しいteacherです:

こんにちは。

ブログをアップしてもなぜかブログ村には反映されず、??な禅玄道士です。

ま、いっか。

気づいた人だけ見てもらえれば。

さて。

まずは冷静になって、心をフラットにして、以下の文を読んでいただきたいと思います。

例えば、早戸川のように区画のある釣り場で、まあ、だいたい一区画に一人入れば結構いっぱいというような状況で。

あなたが、スプーンで魚の活性やスレ具合に追従してゲイムを楽しんでいたとします。

そこに、初心者然とした人がトルネードを携えて同じ区画に入ってきて、釣り始めたら、、、。

あなたは、どうしますか?

トルネードを使った初心者は連発し、明らかに区画内の生態には変化があります。

あなたはそれまでのようには釣れなくなりました。

それでも一切心を乱さず、自分の釣りに徹する。

それはそれで立派ですね。

あるいは、その区画は初心者に譲ってあげて、自分は他の区画へ移動する。

それも立派だと思います。

でも、考えていただきたいのです。

それは、当該の「初心者のため」になるでしょうか?

あなたがそれまでのペースで釣れなくなったことに対し、初心者は。

「悪いことしたな」と罪悪感を覚えるでしょうか。

そのような方なら、最初からわざわざ人がいる区画には入ってこないでしょう。

他が空いていれば。

また、あなたが移動したとして。

「あ、悪いことしたな。これからは、先行者のいる区画には入らないようにしよう」と思うでしょうか。

これも同上です。

他の区画も空いているのに、わざわざあなたの隣に来る。

この時点で、この初心者の思想は大体想像がつきます。

「やっぱり、トルネードは釣れるね!ラッキー!!」
「やった!ここの区画を独占だ!!」

と考える可能性の方が、高くないでしょうか。

このような考えが身についてしまった初心者。

将来的に、どうなるのでしょうか?

心の広い人ばかりではありません。

将来的に、トラブルを起こす種を抱えたまま進むことになってしまうのではないでしょうか。

件の上級者も。

追い出された悔しさから、こういったネット上で怨念を晴らすことも考えられますし、管理人に通報するかも知れませんし、「トルネードは禁止にせよ。フェザーは使うのを自粛せよ」と唱え、無用な対立を生み出す原因にもなりかねません。

ちょっと考えてください。

ベストな解決策はなんでしょうか。

一つ、私から提案させていただきたいのが、「自分もトルネードを使い、釣りまくり、腕の差を見せつけ、同時に魚もトルネードにスレさせ、完膚なきまでに初心者を叩きのめす」という手法です。

以前、そのようなことをブログに書いたときは、「なんて意地の悪い」とか「釣り業界のために、初心者の裾野を広げようとしているオレの努力を無にしやがって」などのコメント(メール)をいただきましたが、、、、。

これらの意見は、「初心者が釣れなくなった」という皮相的な事象のみを捉えた、極々浅い、一面的な見方と言わざるを得ません。

もっと視野を広く持ち、多角的に判断して欲しいのです。

まず第一に、初心者は、「釣れている人の近くに行って、パワーのあるルアーを使えば、釣れるだろう」という安易な考え方を見直すきっかけが得られます。

ポイントは、自分で見つけるべきではないか、そもそも、いいポイントに入りたければ、もっと早起きすべきではないか(先行者がいなければ、「人が釣れているのを見て模倣する」という悪習を正すきっかけにもなります)、トルネードだけでなく、スプーンなどを使って、魚の段階に応じて引き出す技量を身につけるべきではないか、、、、。

「初心者が嫌になって、釣りをやめてしまうではないか」というご意見も、あるかも知れません。

仕方ないんじゃないですか、それは。

「釣り業界のため」って、どうなるのが釣り業界のためになるのかよく分からないのですが、経済的に潤うことを考えるのであれば、年間数千円〜数万円使う初心者が10人いるよりも、年間数十万〜数百万円使う上級者が一人いた方が、釣り業界にとってはいいのでは?

ちょっと釣れなくなっただけでやめてしまうような性根の持ち主が、将来的に上級者へ昇華していくとは、とても思えません。

もっとご自分の特性にあったことを始められた方が、ご本人の人生にとっても、日本経済にとってもよろしいかと存じます。

もっとも、その程度でくじけてしまうような方が、他の世界でも大成するとは到底思えないのですが、、、。

叩き潰されても這い上がるのが、「本物」の「男」なのではないのでしょうか(初心者が女性であっても、土俵は同じ「釣り人」ですから、手加減する必要は皆無と考えます)。

まあ、人それぞれ、個性や特徴はあるので、ご自分を一番活かせる世界で生きるのがいいのではないかと思います。

むしろ、同じ場所で、同じルアーを使って、圧倒的な差をつけた方が、「自分も上手くなれば、あんなに釣れるんだ!」と初心者は思うのではないでしょうか。

そして、そのような思考法をする人が、やがては「本物」の「男」になっていくのだと思います。

そういう人を育てればいいではないですか。

素質・素養のない方をこの世界に留めることは、本人にとってはむしろ残酷なことではないかと思います。

上級者の側から見ても。

例えば、自分が巻きの釣りをしている横に、縦釣り師やフェザー使いやトルネイダが来たとして、圧倒的な釣果で席巻されてしまったら。

「あんな◯◯みたいなルアー使いやがって!」という気持ちになる人も、実は多いのではないでしょうか。

ネット上で見られる意見の対立は、この気持ちがゼロではないことを表しているような気がします(その他の理屈は後付け)。

これ、縦釣り師やフェザー使いやトルネイダから見ると、どう見えるんでしょうね?

「こっちが釣れすぎるから、僻んでるんだろ」と思ってますよ。

実際、そういう意見もよく目にしますし、私は、どちらの釣りもしますから、どちらの気持ちも味わっております。

釣り場は一つ、事実も一つ。

であれば、分かりやすい解決法が良いですよね。

それが、「自分も同じ釣りで席巻する」です。

同じ釣りをしているのに、自分の方が釣れなければ、少なくともその釣りに関しては、相手の方が上手、ということですね(「上手な人」って、魚をたくさん釣る人ですよね?)。

ひょっとしたら、「そうか。こっちの世界も、なかなか奥深いな。本格的にやってみるかな」と思うきっかけになるかも知れない。

自分はそんな釣りをする気がない、というのであれば、それはご自分の選択ですので、よろしいのではないでしょうか。

ただ、その選択を、他人にまで強要する権利はありません。

釣り場が認めている以上、あなたが口出しする権利は皆無、ということです。

だって、釣れるのが分かっていて、その釣りをしないことを選んだのは、あなたなんですから。

そして、巻きの釣りを貫いたとして、結果、上記三種の釣り人に釣り負けて、上記三種の釣り人にlessonを与えられなかったとしたら、少なくとも、あなたはその場ではteacherではない、ということですね。

真に初心者のことを考えるのであれば、時には厳しいteacherになることも必要かと思います。

そして、それが、真の意味で「釣り業界の将来に資する」ことになるのだと思います。

あなたのお考えは、いかがですか?

禅玄道士

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