2021年01月16日
学歴は必要か?:
凍結期間中ですが、「閃いた」ので、ちょっとブレイク。笑。
上記の質問について。
答えは。
「人ぞれぞれ」ということになるのでしょう。
例えば、ラーメン屋の店長になるのであれば、高校・大学と費やす7年間を、ラーメンの研究に費やした方が、本人のためにも世の中のためにもなるかも知れません。
「大学まで行けばより幸せになれるのか?」と言われれば、「幸せ」の定義が人それぞれなので、何とも言えません、としか答えられません。
ここから先は、自分の息子に話すことを想定して書きます。
もし、息子に「大学行った方がいいかなあ」と聞かれたら。
「行きたければ行けばいいし、行きたくなかったら、無理していくことはないよ」と答えます。
「でも、パパは行ってよかったと思っているし、勉強は大学時代が一番面白かったよ」と話します。
実際、私は授業にほはほとんど出て、自分でノートをとり、3年時で4年分の成績を挙げました。
その傍ら、独学で英語を勉強し、卒業時のTOEICのスコアは725点でした。
コレが何かお金を稼ぐことに役立ったか?と聞かれれば微妙ですが(最初に入った会社は、極めてドメスティックな会社で、たまたま別の支店に外国人が来た時に、会話要員として呼び出されたくらいにしか役に立ちませんでした)。
英語の部分に関しては、その後、予備校講師になり、たんまりお金を稼がせていただき、今の妻と結婚することになったので、実用的にも役に立ったというべきか。
ただ、受験勉強には、時間とお金と労力をかけすぎましたね。
エンジニアであった父親の勧めに従って私立理系を志し、自分に適性がないことに高3の夏に気づき(←遅すぎ)、私立文系に転向して、結局、一浪までしましたから、、、。
そのおかげで、河合塾に行くこともでき(のちに同じ教壇に登ることになる恩師との出会いもあり)、全国で4位の成績も収め、その後、ボクシングで辛いことがあっても乗り越えるパワーを与えてくれたので、マイナスのことばかりではありませんでした(世の中、「マイナスだけのこと」というのは、早々あるものではありません)。
学歴について問題なのは。
「俺も高学歴だったら、もっと出世できてたのに」とか
「俺も高学歴だったら、もっとお金を稼げていたのに」と嘆くこと。
「入試」という極めて公平なテストに勝ち抜けなかったのは、「自分の責任」と言われても仕方がありません。
世の中、コレほど公平(見た目の美醜や家柄を問わない)な競争もないでしょう。
確かに、親が裕福で塾に行かせてくれたかどうか、は影響するかと思います(東大生の両親が一番年収が高いそうです)。
ただ、幸いにして、塾に行かなくても、勉強はできます。
実際、成績が伸びるのは、塾で勉強している間ではありません。
それに向けて、自学している時が、一番伸びます。
だから、戦略をしっかりと立て、自学をしっかりとすれば、塾っ子に負けることはありません(少なくとも、大学受験では)。
少し前に、ネットで、「妻が高学歴で年収1700万円、自分は低学歴で年収400万。自分も高学歴だったら、もっと稼げるのに、、、」と嘆いている輩がいましたが。
いや、その方は、きっと高学歴でも、大して稼げなかったと思います。
お金を稼ぐ能力と、学歴は、関連はあっても、絶対的なものではないですよ。
自分が稼げないのを学歴のせいにしている時点で、底が知れてます。
私が営業の世界に入った時、「学歴と営業成績は関係ない」とか、「頭の良さと営業は別物」という話をする先輩がおりましたが、、、。
当たり前じゃないですか。
営業する時に、「私は◯◯卒です」という人はいないし(自己紹介シートには書くかも知れないけど)、「あなたが◯◯卒だから買います!」なんてお客様はいません。
ただ、、、。
「客層」には、影響するかも知れませんね。
私が不動産営業を続けるきっかけを作ってくれたお客様は、高学歴でハイソな人(13年以上経った今でも、年賀状のやり取りをしています)でしたし、高額不動産を販売していた時は、知る限り、私のお客様の卒業校が東大・京大・早大・慶大のみだったことに驚きました。
会話の内容や、醸し出す雰囲気が影響するのかも知れませんね。
学歴のネガティブな側面。
学校を卒業してからも、「あいつは◯◯大卒だ。俺はあいつよりいい大学を出てるから、俺はあいつより上」と、口に出さないまでも、意識している人がいます。
いつまで過去の栄光を引きずってるんですか?笑。
社会に出てからの実績は?
私は、言って見れば「学歴を売る」予備校業界に在籍してましたが、それを引け目に感じたことはないですよ。
(私の母校の立教大学は、予備校講師になる最下限、ヒエラルキーの一番下です)。
講師室で、「予備校講師になるなら、せめて早慶は出て欲しいよな」と大きな声で話す講師もいるそうですが、なんとレベルの低い、、、。
私は、東大クラスを教えていたこともありますが、その中で一番できる生徒が、「もう1人の先生よりもイイ」ということで、ずっと私の授業に出てくれましたよ。
「私が人気がないのは、学歴のせいだ」なんて、思ったこともありません。
対抗になる講師が、東大大学院卒であるからといって、負ける気になることも、引け目に感じることもないし。
そう、この「引け目を感じないこと」が大事。
あとで引け目に感じるくらいなら、最低限引け目を感じないような大学を出とけよな、と思います。
そして、同じ学費を払うなら、有名大学を出ておくに越したことはない。
卒業した大学は、一生ついて回る属性、しかも、顔がいいとか、背が高いとか、親の遺伝だけで決まってしまう要素とは違い、少なくとも、自分の努力を介在させる余地がある。
※とはいえ、頭の良さ、学歴などは、親の影響も大きいと思います。遺伝もそうだけど、家庭環境(文化)という点でも。ちなみに、子どもの学力は、母親の学歴が大きく影響するらしい。みなさん、最高の嫁入り道具は、「高学歴」ですぞ。
人工授精で、多くの女性が求める属性は「身長が高く、学歴が高い」ということですから、これはもう、生物学的、遺伝学的にも求められる属性と言っていいかも知れません。
いい大学を出たからと言って、社会人になってからロクに本も読まず、テレビや動画を見てバカ笑いしているようでは、知性はあっという間に退化していくでしょう(とはいえ、そういう方は会社員である限りは、会社の仕事で頭を使うことを要求されることが多いので、ある程度で止まるでしょう)。
日々研鑽が必要なのは、釣りと同じです。
人が皆、自分の才能に気づき、それを最大限活かせるような社会、そしてそれを許すような寛容な社会になるといいですね。
それでは、また。
釣哲人
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上記の質問について。
答えは。
「人ぞれぞれ」ということになるのでしょう。
例えば、ラーメン屋の店長になるのであれば、高校・大学と費やす7年間を、ラーメンの研究に費やした方が、本人のためにも世の中のためにもなるかも知れません。
「大学まで行けばより幸せになれるのか?」と言われれば、「幸せ」の定義が人それぞれなので、何とも言えません、としか答えられません。
ここから先は、自分の息子に話すことを想定して書きます。
もし、息子に「大学行った方がいいかなあ」と聞かれたら。
「行きたければ行けばいいし、行きたくなかったら、無理していくことはないよ」と答えます。
「でも、パパは行ってよかったと思っているし、勉強は大学時代が一番面白かったよ」と話します。
実際、私は授業にほはほとんど出て、自分でノートをとり、3年時で4年分の成績を挙げました。
その傍ら、独学で英語を勉強し、卒業時のTOEICのスコアは725点でした。
コレが何かお金を稼ぐことに役立ったか?と聞かれれば微妙ですが(最初に入った会社は、極めてドメスティックな会社で、たまたま別の支店に外国人が来た時に、会話要員として呼び出されたくらいにしか役に立ちませんでした)。
英語の部分に関しては、その後、予備校講師になり、たんまりお金を稼がせていただき、今の妻と結婚することになったので、実用的にも役に立ったというべきか。
ただ、受験勉強には、時間とお金と労力をかけすぎましたね。
エンジニアであった父親の勧めに従って私立理系を志し、自分に適性がないことに高3の夏に気づき(←遅すぎ)、私立文系に転向して、結局、一浪までしましたから、、、。
そのおかげで、河合塾に行くこともでき(のちに同じ教壇に登ることになる恩師との出会いもあり)、全国で4位の成績も収め、その後、ボクシングで辛いことがあっても乗り越えるパワーを与えてくれたので、マイナスのことばかりではありませんでした(世の中、「マイナスだけのこと」というのは、早々あるものではありません)。
学歴について問題なのは。
「俺も高学歴だったら、もっと出世できてたのに」とか
「俺も高学歴だったら、もっとお金を稼げていたのに」と嘆くこと。
「入試」という極めて公平なテストに勝ち抜けなかったのは、「自分の責任」と言われても仕方がありません。
世の中、コレほど公平(見た目の美醜や家柄を問わない)な競争もないでしょう。
確かに、親が裕福で塾に行かせてくれたかどうか、は影響するかと思います(東大生の両親が一番年収が高いそうです)。
ただ、幸いにして、塾に行かなくても、勉強はできます。
実際、成績が伸びるのは、塾で勉強している間ではありません。
それに向けて、自学している時が、一番伸びます。
だから、戦略をしっかりと立て、自学をしっかりとすれば、塾っ子に負けることはありません(少なくとも、大学受験では)。
少し前に、ネットで、「妻が高学歴で年収1700万円、自分は低学歴で年収400万。自分も高学歴だったら、もっと稼げるのに、、、」と嘆いている輩がいましたが。
いや、その方は、きっと高学歴でも、大して稼げなかったと思います。
お金を稼ぐ能力と、学歴は、関連はあっても、絶対的なものではないですよ。
自分が稼げないのを学歴のせいにしている時点で、底が知れてます。
私が営業の世界に入った時、「学歴と営業成績は関係ない」とか、「頭の良さと営業は別物」という話をする先輩がおりましたが、、、。
当たり前じゃないですか。
営業する時に、「私は◯◯卒です」という人はいないし(自己紹介シートには書くかも知れないけど)、「あなたが◯◯卒だから買います!」なんてお客様はいません。
ただ、、、。
「客層」には、影響するかも知れませんね。
私が不動産営業を続けるきっかけを作ってくれたお客様は、高学歴でハイソな人(13年以上経った今でも、年賀状のやり取りをしています)でしたし、高額不動産を販売していた時は、知る限り、私のお客様の卒業校が東大・京大・早大・慶大のみだったことに驚きました。
会話の内容や、醸し出す雰囲気が影響するのかも知れませんね。
学歴のネガティブな側面。
学校を卒業してからも、「あいつは◯◯大卒だ。俺はあいつよりいい大学を出てるから、俺はあいつより上」と、口に出さないまでも、意識している人がいます。
いつまで過去の栄光を引きずってるんですか?笑。
社会に出てからの実績は?
私は、言って見れば「学歴を売る」予備校業界に在籍してましたが、それを引け目に感じたことはないですよ。
(私の母校の立教大学は、予備校講師になる最下限、ヒエラルキーの一番下です)。
講師室で、「予備校講師になるなら、せめて早慶は出て欲しいよな」と大きな声で話す講師もいるそうですが、なんとレベルの低い、、、。
私は、東大クラスを教えていたこともありますが、その中で一番できる生徒が、「もう1人の先生よりもイイ」ということで、ずっと私の授業に出てくれましたよ。
「私が人気がないのは、学歴のせいだ」なんて、思ったこともありません。
対抗になる講師が、東大大学院卒であるからといって、負ける気になることも、引け目に感じることもないし。
そう、この「引け目を感じないこと」が大事。
あとで引け目に感じるくらいなら、最低限引け目を感じないような大学を出とけよな、と思います。
そして、同じ学費を払うなら、有名大学を出ておくに越したことはない。
卒業した大学は、一生ついて回る属性、しかも、顔がいいとか、背が高いとか、親の遺伝だけで決まってしまう要素とは違い、少なくとも、自分の努力を介在させる余地がある。
※とはいえ、頭の良さ、学歴などは、親の影響も大きいと思います。遺伝もそうだけど、家庭環境(文化)という点でも。ちなみに、子どもの学力は、母親の学歴が大きく影響するらしい。みなさん、最高の嫁入り道具は、「高学歴」ですぞ。
人工授精で、多くの女性が求める属性は「身長が高く、学歴が高い」ということですから、これはもう、生物学的、遺伝学的にも求められる属性と言っていいかも知れません。
いい大学を出たからと言って、社会人になってからロクに本も読まず、テレビや動画を見てバカ笑いしているようでは、知性はあっという間に退化していくでしょう(とはいえ、そういう方は会社員である限りは、会社の仕事で頭を使うことを要求されることが多いので、ある程度で止まるでしょう)。
日々研鑽が必要なのは、釣りと同じです。
人が皆、自分の才能に気づき、それを最大限活かせるような社会、そしてそれを許すような寛容な社会になるといいですね。
それでは、また。
釣哲人
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Posted by 釣哲人 at 11:37