2018年03月23日
人付き合い。
こんばんは。
こんな本を読みました。
私自身が予備校講師をしていたこともあり、競争の熾烈な予備校業界で長年活躍する人がどんな思考法をするのか興味があり、また、林先生の著書は以前に何冊か拝読しており、どれもほぼ満足いく内容だったので。
意外だったのは、林先生が予備校講師という仕事もそれほど好きでなく、また、人付き合いも得意でない、ということでした。
そんな林先生の持論。
「極論ですが、僕は基本的に仕事と家庭以外の人間関係はいらないと思っています。この二つの関係者を強固にしていれば、人生はなんとかなるものです。それ以外の人間関係を大事にしている人は、どちらかがおろそかになっているケースが多い。ひどい場合には両方とも断絶状態で、趣味の仲間や学生時代の友達との馴れ合いが単なる逃げ場になっているケースすらあります。」
この意見、皆様はどうお感じになるでしょうか。
人間関係については、その人の人生観・価値観がダイレクトに反映されるもので、何が正しくて何が間違いであるとは一概に言えないと思います。
私は、上記の意見にほぼ同意です。
親ブログの方のプロフィールでも、思いっきり予防線を張っていて、釣り仲間を沢山増やしたい人にとっては全くの謎でしょうが、これは私の価値観が反映されたものなのです。
このテーマに関しては、語るべき事柄があまりにも多く、とても一記事では語り尽くせません。
まず私は、友達の多い人生が豊かな人生だとは思っていません。
葬式にも、本当に仲のいい知り合いが7人でも来てくれればいいや、と思っております。
人と必要以上に関わる必要もないと考えており、そんな時間があるのであれば、本を読んで内省したり、自分を鍛え、向上することに使いたい。
知り合いも、しばらく会わないうちに、急に成長したり、変わったりしていると、とても嬉しくなります。
そうではなくて、腐れ縁のように、ただ惰性で関係が続いていくのであれば、関わる時間は最小限でいいと思っております。
1日は24時間しかなく、何かに時間を使ってしまえば、その分他のことには使えなくなります。
先日も、ボクシング部の後輩から、リーグ戦で久々にお会いしましょうとお誘いがありましたが、その内容や結末が見えているので、丁重にお断りしました。
「ボクシング部時代のことは、自分の中では黒歴史なので、もうあの時代にはもどりたくないし、振り返りたくもない」と言って。
予想通り、その後のお誘いはなくなりました(笑。
ご飯も一人で食べるのが好き。
取引先とか、たまに会う人と、何か発展的な話が出来るのならまだしも、いつも一緒に働いている同僚といっつも一緒に飯を食いにいく意味が分からん。
ランチの忙しい時に、大人数で来られて、食べ終わっているのに出ていかない客がいると、店も迷惑なのでは?と思ってしまいます。
待ち時間が徒らに長くなり、自分の時間もムダにするし。
大学時代から、こんな感じです。
いっつも学食で一人でご飯を食べていたのですが、一緒に相撲観戦に行ったマネージャーの友人の女性から、「その様が一匹狼の玄武岩っぽくていい!」と言われました。
自分が好きでやっているので、人にどう言われようが関係ないのですが、、、。
あと、これは前にも記事にしましたが、ボクシングの納会も、途中で抜けて、電話ボックスの灯りで試験勉強してましたよ。
他人のノートコピーやら必勝法やらで単位を取るのは嫌だったので。
飲み会。
飲み会の有意義な過ごし方が分からない!
「飲み会だからこそ聞ける本音がある!」なんて話を聞くことがありますが、飲まないと本音を言えない普段の関係の方が問題だと思うのですが、、、。
なんで普段から本音言わないの?
素面の時と飲んだ時で話が違う時は、どちらを信じたら良いのでしょうか?
後で、「あれは飲んだ席での話だから、、、」とか言われると、そこに使った時間と労力を返してくれ!と言いたくもなります。
特にこれが、仕事絡みの時は、、、。
私は、もともと肝臓系があまり強くないこともあり、お酒にあまり強くありません。
おまけに、休みの日は釣りだし、普段から早寝早起きを励行しているので、飲み会は、百害あって利益がどれだけあるのかわかりません。
仕事絡みなので、当然ROI(投資利益率)と言った観点も必要かと思いますが、私個人は、通常の飲み会はROIが恐ろしく低いと思います。
だから、今までも、極力飲み会は避ける方向で動いて来ましたが、、、。
全部を断るのは、難しいですよね。
ハウスメーカーに勤めている時、お客様に「私は元々、人と話すのもあまり好きではないので、営業の仕事をしていなければ、ほとんど人と会話しないで日々が過ぎていくと思います。今でも、休日は出来るだけ人と口を効きたくないと思っております」なんて話をしましたが、「分かる、分かる!私もそうですよ!!」なんてお客様とは、妙に気が合ったものです。
付き合う人数を絞り込むことによって、一人当たりとの関係が深くなる。
そういう作用は、間違いなくあると思います。
私も、普段の人付き合いを絞る効果で、お客様と接した時には、最大限のパフォーマンスが得られる効果を実感しました。
ただ、その効果を、プライベートにまで持ち込もうとすると、途端に時間が足りなくなります。
特にこれから、50代に差し掛かり、人生の残り時間も少なくなってまいりますので、人生最大の資本である「時間」をどこに投入するかは、厳選しなければならないと痛感しております。
長くなりましたが、今回は、人付き合いについての私の考えのほんの一部です。
まだまだ語り足りないので、続きは、また別記事でやると思います。
それでは、また。
禅門堂士

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こんな本を読みました。
私自身が予備校講師をしていたこともあり、競争の熾烈な予備校業界で長年活躍する人がどんな思考法をするのか興味があり、また、林先生の著書は以前に何冊か拝読しており、どれもほぼ満足いく内容だったので。
意外だったのは、林先生が予備校講師という仕事もそれほど好きでなく、また、人付き合いも得意でない、ということでした。
そんな林先生の持論。
「極論ですが、僕は基本的に仕事と家庭以外の人間関係はいらないと思っています。この二つの関係者を強固にしていれば、人生はなんとかなるものです。それ以外の人間関係を大事にしている人は、どちらかがおろそかになっているケースが多い。ひどい場合には両方とも断絶状態で、趣味の仲間や学生時代の友達との馴れ合いが単なる逃げ場になっているケースすらあります。」
この意見、皆様はどうお感じになるでしょうか。
人間関係については、その人の人生観・価値観がダイレクトに反映されるもので、何が正しくて何が間違いであるとは一概に言えないと思います。
私は、上記の意見にほぼ同意です。
親ブログの方のプロフィールでも、思いっきり予防線を張っていて、釣り仲間を沢山増やしたい人にとっては全くの謎でしょうが、これは私の価値観が反映されたものなのです。
このテーマに関しては、語るべき事柄があまりにも多く、とても一記事では語り尽くせません。
まず私は、友達の多い人生が豊かな人生だとは思っていません。
葬式にも、本当に仲のいい知り合いが7人でも来てくれればいいや、と思っております。
人と必要以上に関わる必要もないと考えており、そんな時間があるのであれば、本を読んで内省したり、自分を鍛え、向上することに使いたい。
知り合いも、しばらく会わないうちに、急に成長したり、変わったりしていると、とても嬉しくなります。
そうではなくて、腐れ縁のように、ただ惰性で関係が続いていくのであれば、関わる時間は最小限でいいと思っております。
1日は24時間しかなく、何かに時間を使ってしまえば、その分他のことには使えなくなります。
先日も、ボクシング部の後輩から、リーグ戦で久々にお会いしましょうとお誘いがありましたが、その内容や結末が見えているので、丁重にお断りしました。
「ボクシング部時代のことは、自分の中では黒歴史なので、もうあの時代にはもどりたくないし、振り返りたくもない」と言って。
予想通り、その後のお誘いはなくなりました(笑。
ご飯も一人で食べるのが好き。
取引先とか、たまに会う人と、何か発展的な話が出来るのならまだしも、いつも一緒に働いている同僚といっつも一緒に飯を食いにいく意味が分からん。
ランチの忙しい時に、大人数で来られて、食べ終わっているのに出ていかない客がいると、店も迷惑なのでは?と思ってしまいます。
待ち時間が徒らに長くなり、自分の時間もムダにするし。
大学時代から、こんな感じです。
いっつも学食で一人でご飯を食べていたのですが、一緒に相撲観戦に行ったマネージャーの友人の女性から、「その様が一匹狼の玄武岩っぽくていい!」と言われました。
自分が好きでやっているので、人にどう言われようが関係ないのですが、、、。
あと、これは前にも記事にしましたが、ボクシングの納会も、途中で抜けて、電話ボックスの灯りで試験勉強してましたよ。
他人のノートコピーやら必勝法やらで単位を取るのは嫌だったので。
飲み会。
飲み会の有意義な過ごし方が分からない!
「飲み会だからこそ聞ける本音がある!」なんて話を聞くことがありますが、飲まないと本音を言えない普段の関係の方が問題だと思うのですが、、、。
なんで普段から本音言わないの?
素面の時と飲んだ時で話が違う時は、どちらを信じたら良いのでしょうか?
後で、「あれは飲んだ席での話だから、、、」とか言われると、そこに使った時間と労力を返してくれ!と言いたくもなります。
特にこれが、仕事絡みの時は、、、。
私は、もともと肝臓系があまり強くないこともあり、お酒にあまり強くありません。
おまけに、休みの日は釣りだし、普段から早寝早起きを励行しているので、飲み会は、百害あって利益がどれだけあるのかわかりません。
仕事絡みなので、当然ROI(投資利益率)と言った観点も必要かと思いますが、私個人は、通常の飲み会はROIが恐ろしく低いと思います。
だから、今までも、極力飲み会は避ける方向で動いて来ましたが、、、。
全部を断るのは、難しいですよね。
ハウスメーカーに勤めている時、お客様に「私は元々、人と話すのもあまり好きではないので、営業の仕事をしていなければ、ほとんど人と会話しないで日々が過ぎていくと思います。今でも、休日は出来るだけ人と口を効きたくないと思っております」なんて話をしましたが、「分かる、分かる!私もそうですよ!!」なんてお客様とは、妙に気が合ったものです。
付き合う人数を絞り込むことによって、一人当たりとの関係が深くなる。
そういう作用は、間違いなくあると思います。
私も、普段の人付き合いを絞る効果で、お客様と接した時には、最大限のパフォーマンスが得られる効果を実感しました。
ただ、その効果を、プライベートにまで持ち込もうとすると、途端に時間が足りなくなります。
特にこれから、50代に差し掛かり、人生の残り時間も少なくなってまいりますので、人生最大の資本である「時間」をどこに投入するかは、厳選しなければならないと痛感しております。
長くなりましたが、今回は、人付き合いについての私の考えのほんの一部です。
まだまだ語り足りないので、続きは、また別記事でやると思います。
それでは、また。
禅門堂士

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