2022年01月19日
甘いよ、それじゃあ釣れない:
このブログ、及び兄ブログの開設当初から、「釣り場のガイドブックの役割をするつもりはない」と明記してきました。
今回の記事をお読みいただければ、その理由がある程度お分かりいただけるのではないかと思います。
兄ブログの釣行記を読んで、「俺も行ってみようかな」と、当該の釣り場へ赴いた方も、一定割合いるのではないでしょうか(オーナー様の証言も得ています)。
いくつかの釣り場は、このブログをきっかけに、来場数が増えたのではないかと思います。
「そんな訳ないだろ。お前のブログにそれだけの力はない」とおっしゃる方もいるかも知れません。
では、たまたま私が、流行る前に、その釣り場に行っていた訳ですね。
予言ブログ、ですか。
それはそれでスゴいな。
すその(フェザーも?)は、そのクチですかね。
うらたんは、体制(経営者)の変更が大きかったのでしょう。
ネイティヴ・フィールドも含めて、来場数の増え方は、2つのパターンがあります。
一つは、ずっと来場者が増え続けるパターン。
これは、「いい釣り場を知って良かった。このブログを読んでいて良かった!」というところでしょうか。
もう一つは、記事にした直後(特に、釣れた記事)に一時的に増え、すぐに収まるパターン。
これは、「なんだ。思ったほど釣れないな」ということではないでしょうか。
今回は、そんな方へのメッセージです。
秩父C&Rの皆野地区は、ルアー、フライ共に可ですが、今までは、フライの人の方が圧倒的に多かったです。
「ルアーでは難しい」という評判が定着していたのかも知れません。
しかし、、、。
最近、 ルアーの人の割合が増えました(なぜ?)
すでに記事にしている分も、次回記事にする分も含め、私は相当数挙げて(バラして)おりますが、、、。
私以外のルアーマンが、釣るところは愚か、バラすところさえ見たことないです。
私が自分の釣りに集中していて、見落としている可能性はありますが、それでもフライマン達が挙げている・バラしているところはそれなりに見ているので、ルアーマンの時だけ見落としているということはないでしょう。
フライマンが、時間いっぱいに粘るのに対して、ルアーマンのほとんどは、1〜2回流しただけで帰っていきます。
「なんだよ。思ったほど釣れねえじゃねえか」というところなのかも知れない(何と比較して?)。
この時の釣り人の感情を、言葉にすると、どうなるのでしょうか。
失望。
英語で言えば、disappointmentでしょうか。
少なくとも、happyな感情ではないですよね。
happyだったら、もっと続けるはずですから。
もし、ですよ。
その釣り人が当該釣り場に来るキッカケがこのブログにあるのであれば。
そのunhappyな感情の大元は、このブログにある、ということになります。
もちろん、責任は本人にあると思いますが。
どうしてこんなことが起こるのか、少し考察(笑)してみましょう。
まず、人のブログの好釣果を見てホイホイその釣り場に出かけてしまう釣り人は、「表層しか見ていない」と言えるでしょう。
ブログには、釣れた時のことしか書いていません。
アレコレ苦労して、結局釣れませんでした、という内容だったら、「俺も行ってみようかな」とはならないでしょう。
逆に、「俺だったら、こう攻める!」というご自分の考えをお持ちの方であれば、釣れる可能性も高いし、よしんば釣れなかったとしても、自分のシステムの改善に役立てるでしょう。
不幸の原因にはならないはずです。
「釣れた」という結果の裏には、そのウラにある準備や不釣果、挫折と改善があることに目を向けて欲しいのです。
例えば、秩父C&Rで、私は3回連続ボウズを食らっています。
「釣れた」結果の裏には、積み重ねてきた「原因」があるのです。
その「原因」を積み上げることなく、「結果」だけ求めるのは、調子が良すぎるのではないでしょうか。
人が出している「結果」を見て、どうしたら自分が同様の結果を出せるか、を考えてみてください。
あなたの釣りは、その場所に適応できるものですか?
全然違うことをしているのに、同じ結果が出る訳がありません。
そして、状況は刻々と変化します。
その「変化」にも対応できるだけのストック、経験も必要です。
「経験」は、誰でも積み上げることが出来ます。
でも、ブログ主から、その経験をもらうことは出来ないんですよ、、、。
「原因」を積み上げるのは、読み手であるあなたの責任です。
ネイティヴ・フィールドであれば。
例えば竿であれば、最低限、スゥイート・スポットに届く飛距離の出せるもの、ファイトに適合したものが必要になります。
飛距離は、短過ぎれば届かないし、長過ぎれば、持て余して正確性を欠きます。
調子は、弱過ぎれば伸されるし、強過ぎれば、バラしを誘発します。
釣りの前に、考えるべきことは無数にあります。
竿はこれでいいのか、ラインの太さはこれで良いのか、ルアーはこれで良いのか。
C&Rでしたら、フックは全てシングルバーブレスにしないといけないですし、プラグは2本バリでいくのか、1本でいくのか。
デフォルトのフックでいいのか。
スナップを使うのか、直結でいくのか。
ラインは、ナイロン・フロロ・PEのどれで行くのか。
ボックスに入れるルアーは?
どれを選び、どれを捨てるのか。
そもそも自分は、どんな釣りをしたいのか。
その辺りをよく考えず、なんとなく釣りをしていて、「よく考えている人」と同じ釣果を出せる、と考えるのは、「甘く」ないですかね、、、?
自分が果たすべきことをせず、「あの釣り場は釣れない」と釣り場のせいにしたり、「やっぱりフライには勝てない」と釣り方のせいにしたり(私は多分、この釣り場でどのフライマンよりも釣っていると思います。人と比べるものではないと思いますが)、「ボウズはツライ」などと寝言を吐くのはどうかと思いますよ(その人の人生観なので、その人の自由ですが)。
「釣り」が人生において、どれだけのウエートを占めるかは、人それぞれだと思いますが、貴重な時間(とお金?)を投入するのですから、それなりのリターンを得て欲しいです。
人生100年として、年に10回釣りに行けるとして、準備も含めれば、丸一日は釣りに潰れるでしょうから、人生の1/1000は、その回の釣りに使われる訳ですよね?(赤ん坊の頃は釣りに行けませんが、ならして考えています)。
あなたの貴重な人生の1/1000を、「つまらない、失望を与える経験」に使っていいものでしょうか、、、、(「いい」というのであれば、何も言いません。このブログも、今ここで閉じてください)。
「釣りにどれだけのウエートを置くか」は、あなたの人生に間違いなく大きなインパクトを与えます。
私のブログを読んで。
「あいつはいいな。あんなに釣りに行けて」と思う方もいるかもしれません。
でも、それだけの代償を払っているのですよ。
時間、体力、お金はもちろんのこと。
仕事の成果や、家族との触れ合いの時間も。
「それができるんだから、いいじゃないか。こっちはそれが出来ないんだ」という人も、いるかしれません。
でも、それはあなたの「選択」ですよね。
誰かがあなたに強制している訳ではないですよね??
いや、でも仕事が。
という人。
その仕事を「選んで、続けている」のは、誰ですか?
いや、でも嫁さんが。
という人。
その嫁さんと「結婚して、婚姻生活を続けている」のは、誰ですか?
全てあなたの「選択の結果」ではないでしょうか。
私も釣りに行くのに「代償」を払っています。
あなたはその「代償」を払う覚悟がありますか?
それがないのに、「結果」だけ求めるのは、、、。
難しいんじゃないですかね。
今一度。
自分の人生を見直し、自らの価値観を見直し、その上で、「釣り」を自分の人生の中でどう位置づけるか、支払うべき代償は何か、どんな態度で他の人のブログを読み、自分の釣りに活かすか、を考えていただきたいと思います。
私はルアーマンですので、ぜひ、ルアーマンに奮闘してもらいたいと思います。
別に、フライマンも嫌いではないですけど(釣り場で同席するなら、ルアーマンよりもフライマンの方が好都合です)。
読者には釣り場で活躍していただきたいと思っております。
(秘密結社のように、このブログの読者だけ釣り場で爆釣できると嬉しい)。
では、健闘を祈ります。
釣哲人
(追記)
以前、このブログで、「現在の幸せの8割は家族から来ている」と書きましたが。ちょっと違いますかね。「幸せの半分は、家族から。あとの半分は、その他から」くらいでしょうか(絶えず変化するものです)。
「その他」の8割が、釣りですかね。
私にとって、「釣り」とは、「人生」とほぼイコールです。
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兄ブログの釣行記を読んで、「俺も行ってみようかな」と、当該の釣り場へ赴いた方も、一定割合いるのではないでしょうか(オーナー様の証言も得ています)。
いくつかの釣り場は、このブログをきっかけに、来場数が増えたのではないかと思います。
「そんな訳ないだろ。お前のブログにそれだけの力はない」とおっしゃる方もいるかも知れません。
では、たまたま私が、流行る前に、その釣り場に行っていた訳ですね。
予言ブログ、ですか。
それはそれでスゴいな。
すその(フェザーも?)は、そのクチですかね。
うらたんは、体制(経営者)の変更が大きかったのでしょう。
ネイティヴ・フィールドも含めて、来場数の増え方は、2つのパターンがあります。
一つは、ずっと来場者が増え続けるパターン。
これは、「いい釣り場を知って良かった。このブログを読んでいて良かった!」というところでしょうか。
もう一つは、記事にした直後(特に、釣れた記事)に一時的に増え、すぐに収まるパターン。
これは、「なんだ。思ったほど釣れないな」ということではないでしょうか。
今回は、そんな方へのメッセージです。
秩父C&Rの皆野地区は、ルアー、フライ共に可ですが、今までは、フライの人の方が圧倒的に多かったです。
「ルアーでは難しい」という評判が定着していたのかも知れません。
しかし、、、。
最近、 ルアーの人の割合が増えました(なぜ?)
すでに記事にしている分も、次回記事にする分も含め、私は相当数挙げて(バラして)おりますが、、、。
私以外のルアーマンが、釣るところは愚か、バラすところさえ見たことないです。
私が自分の釣りに集中していて、見落としている可能性はありますが、それでもフライマン達が挙げている・バラしているところはそれなりに見ているので、ルアーマンの時だけ見落としているということはないでしょう。
フライマンが、時間いっぱいに粘るのに対して、ルアーマンのほとんどは、1〜2回流しただけで帰っていきます。
「なんだよ。思ったほど釣れねえじゃねえか」というところなのかも知れない(何と比較して?)。
この時の釣り人の感情を、言葉にすると、どうなるのでしょうか。
失望。
英語で言えば、disappointmentでしょうか。
少なくとも、happyな感情ではないですよね。
happyだったら、もっと続けるはずですから。
もし、ですよ。
その釣り人が当該釣り場に来るキッカケがこのブログにあるのであれば。
そのunhappyな感情の大元は、このブログにある、ということになります。
もちろん、責任は本人にあると思いますが。
どうしてこんなことが起こるのか、少し考察(笑)してみましょう。
まず、人のブログの好釣果を見てホイホイその釣り場に出かけてしまう釣り人は、「表層しか見ていない」と言えるでしょう。
ブログには、釣れた時のことしか書いていません。
アレコレ苦労して、結局釣れませんでした、という内容だったら、「俺も行ってみようかな」とはならないでしょう。
逆に、「俺だったら、こう攻める!」というご自分の考えをお持ちの方であれば、釣れる可能性も高いし、よしんば釣れなかったとしても、自分のシステムの改善に役立てるでしょう。
不幸の原因にはならないはずです。
「釣れた」という結果の裏には、そのウラにある準備や不釣果、挫折と改善があることに目を向けて欲しいのです。
例えば、秩父C&Rで、私は3回連続ボウズを食らっています。
「釣れた」結果の裏には、積み重ねてきた「原因」があるのです。
その「原因」を積み上げることなく、「結果」だけ求めるのは、調子が良すぎるのではないでしょうか。
人が出している「結果」を見て、どうしたら自分が同様の結果を出せるか、を考えてみてください。
あなたの釣りは、その場所に適応できるものですか?
全然違うことをしているのに、同じ結果が出る訳がありません。
そして、状況は刻々と変化します。
その「変化」にも対応できるだけのストック、経験も必要です。
「経験」は、誰でも積み上げることが出来ます。
でも、ブログ主から、その経験をもらうことは出来ないんですよ、、、。
「原因」を積み上げるのは、読み手であるあなたの責任です。
ネイティヴ・フィールドであれば。
例えば竿であれば、最低限、スゥイート・スポットに届く飛距離の出せるもの、ファイトに適合したものが必要になります。
飛距離は、短過ぎれば届かないし、長過ぎれば、持て余して正確性を欠きます。
調子は、弱過ぎれば伸されるし、強過ぎれば、バラしを誘発します。
釣りの前に、考えるべきことは無数にあります。
竿はこれでいいのか、ラインの太さはこれで良いのか、ルアーはこれで良いのか。
C&Rでしたら、フックは全てシングルバーブレスにしないといけないですし、プラグは2本バリでいくのか、1本でいくのか。
デフォルトのフックでいいのか。
スナップを使うのか、直結でいくのか。
ラインは、ナイロン・フロロ・PEのどれで行くのか。
ボックスに入れるルアーは?
どれを選び、どれを捨てるのか。
そもそも自分は、どんな釣りをしたいのか。
その辺りをよく考えず、なんとなく釣りをしていて、「よく考えている人」と同じ釣果を出せる、と考えるのは、「甘く」ないですかね、、、?
自分が果たすべきことをせず、「あの釣り場は釣れない」と釣り場のせいにしたり、「やっぱりフライには勝てない」と釣り方のせいにしたり(私は多分、この釣り場でどのフライマンよりも釣っていると思います。人と比べるものではないと思いますが)、「ボウズはツライ」などと寝言を吐くのはどうかと思いますよ(その人の人生観なので、その人の自由ですが)。
「釣り」が人生において、どれだけのウエートを占めるかは、人それぞれだと思いますが、貴重な時間(とお金?)を投入するのですから、それなりのリターンを得て欲しいです。
人生100年として、年に10回釣りに行けるとして、準備も含めれば、丸一日は釣りに潰れるでしょうから、人生の1/1000は、その回の釣りに使われる訳ですよね?(赤ん坊の頃は釣りに行けませんが、ならして考えています)。
あなたの貴重な人生の1/1000を、「つまらない、失望を与える経験」に使っていいものでしょうか、、、、(「いい」というのであれば、何も言いません。このブログも、今ここで閉じてください)。
「釣りにどれだけのウエートを置くか」は、あなたの人生に間違いなく大きなインパクトを与えます。
私のブログを読んで。
「あいつはいいな。あんなに釣りに行けて」と思う方もいるかもしれません。
でも、それだけの代償を払っているのですよ。
時間、体力、お金はもちろんのこと。
仕事の成果や、家族との触れ合いの時間も。
「それができるんだから、いいじゃないか。こっちはそれが出来ないんだ」という人も、いるかしれません。
でも、それはあなたの「選択」ですよね。
誰かがあなたに強制している訳ではないですよね??
いや、でも仕事が。
という人。
その仕事を「選んで、続けている」のは、誰ですか?
いや、でも嫁さんが。
という人。
その嫁さんと「結婚して、婚姻生活を続けている」のは、誰ですか?
全てあなたの「選択の結果」ではないでしょうか。
私も釣りに行くのに「代償」を払っています。
あなたはその「代償」を払う覚悟がありますか?
それがないのに、「結果」だけ求めるのは、、、。
難しいんじゃないですかね。
今一度。
自分の人生を見直し、自らの価値観を見直し、その上で、「釣り」を自分の人生の中でどう位置づけるか、支払うべき代償は何か、どんな態度で他の人のブログを読み、自分の釣りに活かすか、を考えていただきたいと思います。
私はルアーマンですので、ぜひ、ルアーマンに奮闘してもらいたいと思います。
別に、フライマンも嫌いではないですけど(釣り場で同席するなら、ルアーマンよりもフライマンの方が好都合です)。
読者には釣り場で活躍していただきたいと思っております。
(秘密結社のように、このブログの読者だけ釣り場で爆釣できると嬉しい)。
では、健闘を祈ります。
釣哲人
(追記)
以前、このブログで、「現在の幸せの8割は家族から来ている」と書きましたが。ちょっと違いますかね。「幸せの半分は、家族から。あとの半分は、その他から」くらいでしょうか(絶えず変化するものです)。
「その他」の8割が、釣りですかね。
私にとって、「釣り」とは、「人生」とほぼイコールです。
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Posted by 釣哲人 at 05:07
│人間観察