2023年01月22日
英語を学んでも話せない、大学を出ても仕事ができない:
「日本の英語教育はダメだ。ちっとも話せるようにならない」という批判は、よく聞きますね。
これ、「学校の勉強なんて、社会に出たらちっとも役に立たない」という批判と、同じ範疇のものの気がします。
昔、農家の倅が、「勉強なんかしたって役に立たないから、学校なんて行く暇があったら農作業を手伝え!」と言われているのと変わらない気がするぞ。
視野が狭すぎるんですよ。
まず、英語。
何のために学ぶんでしょうかね。
日本の英語教育は、鎖国が終わり、西洋文明を取り入れようと、当時の知識人が一生懸命に翻訳をして、文化を取り入れて行ったことに原型があるんでしょうね。
だから、読解偏重、和訳重視なんでしょう。
確かに、そのやり方に問題がないとは言いません(どんな勉強法にも、いい面・悪い面があります)。
「思考力を養成するためのもの」と思えば、良いんじゃないですかね。
英語、みっちり鍛えた人は、それを会話に変換しようと思えば、意外とあっさりできると思いますよ。
日本にいると、英会話する機会になかなか恵まれない、アウトプットする機会がないから、鍛えられないだけでしょう。
筋肉と同じで、使わなければ、鍛えられません。
例えば、会話せざるを得ない状況に放り込まれたら、英語の読解をみっちりやった人の方が、そうでない人よりも、格調高く、しかもきちんとコミュニケーションできると思いますよ。
そもそも、「会話」という実用でなく、論理的思考をはじめとした、思考を鍛えるためのものと思えば。
実際に使うのは、英語でなくて、スペイン語かもしれないし、アラビア語・韓国語かもしれない。
それらを学ぶ時にも、英語の素養、思考力があった方が、良いんじゃないですかね。
大学教育。
私と同じ大学に行った友人で、高卒の父親が、夜学に通いながら一級建築士をとったたたき上げの人がいました。
その友人は、父親のことをとても尊敬していたようです。
その父親が言っていたそうです。
「大学出た人間の方が、後々伸びるんだよな」
なぜだか分かりますか?
経験がモノをいう現場の「作業」であれば。
大学なんかに入って勉強している人よりも。
1日でも早く仕事をスタートした人の方が有利でしょう。
だから、大学出たてでは、たたき上げの人の方が、仕事ができると思いますよ。
で、「大学出たやつは、仕事ができねえ」となる訳ですよ。
しかし、時間が経ち、熟練してくると。
「技術の差」は縮まってくるんですよ。
そうすると、もっと多角的に考えられる人、色んな方法を考えられる人の方が、伸びてくるんですよね。
思考に奥行きがあるからですよ。
そして。
現場→係長→課長→部長→役員→経営者と位が上がっていくにつれて、、、。
仕事が抽象化されていくんですよ。
「具体」から「抽象」へと移っていくんですよね。
物事を抽象化して考えられる人、全体を把握できる人の方が強くなるんです。
「学問が高等化していく」ということは、「抽象化していく」ということなんです。
一番分かりやすいのが、数学。
「1+1」とか、九九くらいまでは、どんな人の生活でも使うでしょう。
でも、微分積分とか、虚数とか、普段の生活で使う人は少ない。
微積は、経済学をちゃんと理解するには必要ですが、、、。
まあ、経済学も、大学で学ぶことですからね。
このブログでは、いかに皆様の思考を抽象化するか、ということに挑戦していきます。
ブログ村の釣りカテゴリ(少なくとも、管釣り・トラウトカテゴリ)で、最も知的な(知的好奇心のある)人が集うブログにしたいと思います。
単に抽象化するだけでなく、「抽象⇆具体」の往復運動ができる人に。
どんな学問も、世界につながっていますし、世界を正しく理解する助けになりますよね。
地球が生まれ(化学変化を起こし:化学)、生命体が生まれ(生物)、人類が現れ(歴史・生物)、文明が興り(社会)、言葉を話し(国語・英語)、数が生まれ(数学)、、、。
ほら、もうこれだけで、5科目出てきてしまいましたよ。
どれも、人間を正しく理解するには、必須の知識ですよね。
私、学生時代に、「入試に必要ないから」という理由で、いろんな科目を「切った」ことを、激しく後悔してますよ。
どんな科目、授業からも、「学ぶべきこと」はありました。
自分に、それを吸収する力がなかっただけです。
授業が終わる度に、先生のところに質問に行ったら、先生、喜んだろうな、、、。
友人たちからは、「ガリ勉」と言われたかもしれないけど。
いや、「ガリ勉」と言われて、仲間外れにされるくらいでちょうど良かったと思う。
これからは、そんな感じで生きていこうかと思う。
今からでも遅くはない。
釣哲人
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これ、「学校の勉強なんて、社会に出たらちっとも役に立たない」という批判と、同じ範疇のものの気がします。
昔、農家の倅が、「勉強なんかしたって役に立たないから、学校なんて行く暇があったら農作業を手伝え!」と言われているのと変わらない気がするぞ。
視野が狭すぎるんですよ。
まず、英語。
何のために学ぶんでしょうかね。
日本の英語教育は、鎖国が終わり、西洋文明を取り入れようと、当時の知識人が一生懸命に翻訳をして、文化を取り入れて行ったことに原型があるんでしょうね。
だから、読解偏重、和訳重視なんでしょう。
確かに、そのやり方に問題がないとは言いません(どんな勉強法にも、いい面・悪い面があります)。
「思考力を養成するためのもの」と思えば、良いんじゃないですかね。
英語、みっちり鍛えた人は、それを会話に変換しようと思えば、意外とあっさりできると思いますよ。
日本にいると、英会話する機会になかなか恵まれない、アウトプットする機会がないから、鍛えられないだけでしょう。
筋肉と同じで、使わなければ、鍛えられません。
例えば、会話せざるを得ない状況に放り込まれたら、英語の読解をみっちりやった人の方が、そうでない人よりも、格調高く、しかもきちんとコミュニケーションできると思いますよ。
そもそも、「会話」という実用でなく、論理的思考をはじめとした、思考を鍛えるためのものと思えば。
実際に使うのは、英語でなくて、スペイン語かもしれないし、アラビア語・韓国語かもしれない。
それらを学ぶ時にも、英語の素養、思考力があった方が、良いんじゃないですかね。
大学教育。
私と同じ大学に行った友人で、高卒の父親が、夜学に通いながら一級建築士をとったたたき上げの人がいました。
その友人は、父親のことをとても尊敬していたようです。
その父親が言っていたそうです。
「大学出た人間の方が、後々伸びるんだよな」
なぜだか分かりますか?
経験がモノをいう現場の「作業」であれば。
大学なんかに入って勉強している人よりも。
1日でも早く仕事をスタートした人の方が有利でしょう。
だから、大学出たてでは、たたき上げの人の方が、仕事ができると思いますよ。
で、「大学出たやつは、仕事ができねえ」となる訳ですよ。
しかし、時間が経ち、熟練してくると。
「技術の差」は縮まってくるんですよ。
そうすると、もっと多角的に考えられる人、色んな方法を考えられる人の方が、伸びてくるんですよね。
思考に奥行きがあるからですよ。
そして。
現場→係長→課長→部長→役員→経営者と位が上がっていくにつれて、、、。
仕事が抽象化されていくんですよ。
「具体」から「抽象」へと移っていくんですよね。
物事を抽象化して考えられる人、全体を把握できる人の方が強くなるんです。
「学問が高等化していく」ということは、「抽象化していく」ということなんです。
一番分かりやすいのが、数学。
「1+1」とか、九九くらいまでは、どんな人の生活でも使うでしょう。
でも、微分積分とか、虚数とか、普段の生活で使う人は少ない。
微積は、経済学をちゃんと理解するには必要ですが、、、。
まあ、経済学も、大学で学ぶことですからね。
このブログでは、いかに皆様の思考を抽象化するか、ということに挑戦していきます。
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単に抽象化するだけでなく、「抽象⇆具体」の往復運動ができる人に。
どんな学問も、世界につながっていますし、世界を正しく理解する助けになりますよね。
地球が生まれ(化学変化を起こし:化学)、生命体が生まれ(生物)、人類が現れ(歴史・生物)、文明が興り(社会)、言葉を話し(国語・英語)、数が生まれ(数学)、、、。
ほら、もうこれだけで、5科目出てきてしまいましたよ。
どれも、人間を正しく理解するには、必須の知識ですよね。
私、学生時代に、「入試に必要ないから」という理由で、いろんな科目を「切った」ことを、激しく後悔してますよ。
どんな科目、授業からも、「学ぶべきこと」はありました。
自分に、それを吸収する力がなかっただけです。
授業が終わる度に、先生のところに質問に行ったら、先生、喜んだろうな、、、。
友人たちからは、「ガリ勉」と言われたかもしれないけど。
いや、「ガリ勉」と言われて、仲間外れにされるくらいでちょうど良かったと思う。
これからは、そんな感じで生きていこうかと思う。
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Posted by 釣哲人 at 21:33
│ライフスタイル