以前、「うらたんの何が変わったか〜ただ僕だけが変わった〜」というタイトルで、記事を書いたことがあります。
不思議なことに、最近また、その記事が読まれているようです。
その記事では、「うらたんが、マニア向けから大衆向けに舵を切った」そして、「うらたんが、早戸川化した」と書きました。
今回、そんなうらたんに行ってみて感じたこと。
一言で言えば、「うらたんが朝霞ガーデン化した」ということです。
そう、「フツーの管釣りになった」。
そして、「人対策が、第一優先順を占めるようになった」ということです。
私が釣行したのが平日の火曜日なので、土日祝の休日は、もっとこの傾向が強いのでしょう。
以前のうらたん、前経営者の時には。
初心者がレジャー帰りに集団で来たりすると。
前経営者は。
「難しいから、辞めたほうがいいよ。釣れないよ」と言って、追い返していました。
確かに、その頃のうらたんは、初心者が簡単に釣れるような釣り場ではなかったです。
他の管釣りではそこそこ釣る人でも、トルネードなどの反則系ルアーを使っても、夕方にようやく1匹とか、ありましたよ。
クリアで水深もあって流れもそれなりにあるので、マッディな止水の釣り場に慣れている人は、苦労するでしょう。
その代わり、釣れれば平均35cm以上のヒレピンで、ヤマメの比率も高かったです(慣れれば、1日ヤマメ10匹揃えることも、そんなに難しくないです)。
私は、そんなうらたんで、通い込んで攻略法を知ってからは、大体1日30匹、いい時には50匹、一番いい時で75匹釣ったことがあります。
そんなうらたんが、大好きでした。
その頃は、早戸川の方が放流が多くて釣りやすく、持ち帰りも無制限なので、人気がありました。
うらたんは、ガラガラ。
多くても10人程度。
貸切の時もありました。
今となっては、平日でも30人程度。
休日には、その2倍以上訪れるようです。
結果、魚はスレてしまい、ほとんどの区画が埋まっておりますので、「人対策」が必要になります(人的プレッシャー逆利用法釣法)。
以前にはほとんど見かけませんでしたが、椅子や荷物を持ち込んでの「掛け持ち釣り」をとても多く見るようになりました。
フィッシングエリアJやフィッシングエリアほのぼのなどの「常磐道系」の釣り場では、掛け持ち釣りの禁止が明記されておりますが、ここうらたんでは、そうではないようです。
今はどうか知りませんけど、朝霞Gでも、「掛け持ち釣り」はよく見かけましたよ。
記事にもしましたが、「入水口」などの1級ポイントに荷物を置いて、縦釣をしながら釣り人の間をぐるぐる縫って釣りをするんですよ。
これ、どうなんですかね(笑)。
お行儀がいい行為とは思えません。
で、今回は、そんな人に対する「対策」を書きたいと思います。
椅子や荷物を置いて場所取りをするということは、その場所が「いい(=たくさん釣れる)」と思っているはずですが。
そこでは釣れず、あなたが隣の区画で連発していると、どうなるでしょうか。
十中八九、特にその人が「初心者」であれば、あなたの区画に入って来ます。
そこであなたは、どうするのが「正解」でしょうか。
そう、気にせず、自分のペースを崩さず、連発を続けておけばいいのです。
相手は、釣れなければ、「何か」に気づいて、これまた十中八九、元の場所に戻っていきます。
そう、あなたは、初心者に「何か」を気づかせる、「教育者」なのです。
でも、罷り間違って、初心者があなたの区画で1匹でも上げてしまったら。
そこに長居する可能性も出てきます(でも、荷物は元の位置に置いたまま)。
そんな時、あなたは、どうすればいいのか。
そう、相手が元々釣っていた区画に入って、連発すればいいんですよ。
相手を、「ハムレット」の心境にしてやるのです。
いずれにせよ、あなたに「連発する力」が必要、ということですね。
それがないと、「人の区画に入ってくるなよ!」なんてカッコ悪いことを言う羽目になります(今のうらたんで、それはかなり無理ゲーです)。
逆に、他の人があなたの区画に入って来て。
あたなよりも多く連発したら。
それは、相手があなたよりも「上手」と言うことです(少なくとも、ポイント選び以外は)。
「上手い人が釣る」のではなく、「釣る人が上手い」のです。
現実を認め、日々精進に努めましょう。
実際のところ、同じ区画に同席するなら、下手な人よりも、上手い人の方がいいですよ。
昨日も、出会いました。
ほんと上手で、ルアーですけど、私が1匹釣る間に、3〜5匹は挙げてました。
使っているのはスプゥーンですけど、ルアーのスピードを変えて、魚にスイッチを入れているようでした。
その人は、私がクロスしないように気をつけているのを見て、「遠慮しないで投げてね」と声をかけて来ました。
トラブルにならない自信があるのでしょう(実際、一度もクロスをしていません)。
さすが、腕がいい人は、気遣いも一流です。
初心者相手では、こうは行くまいって。
で、現在のうらたん、今後のうらたんですが。
数を上げる(1日で30匹以上)のは、恐らく縦釣の人か、マイクロスプゥーン使いでしょう(フェザーは禁止です)。
キワモノ系ルアーで、30以上は難しいと思います。
魚の値段が上がったので、仕方がないですが、以前よりも、放流量も減っています(それでも、川のストック量は相当なものです)。
以前はたとえ釣り人が一人でも、結構な放流量(網2杯分くらい?)でした。
しかも、その多くがヒレピンの35overか良型のヤマメでしたからね。
昔を懐かしがってばかりいてもしょうがないので、難しくなったうらたんを楽しむしかないですね。
私に関して言えば、もう少しタックルを繊細にしたいですね、、、。
69XTよりも一段階弱い、MAX2lb7ft、かっとけばよかったなあ、、、。
でもまあ、以前のうらたんにもたくさん行っておいて良かった。
もう、あの状態いはならないでしょうからね。
全てのものは移ろい、変わっていく。
と言うことで、上級者のみなさん(このブログの読者には多いと思います)。
初心者に「気づき」を与えてください。
初心者の方は、何かに「気づいて」ね。
そうそう。
細いラインで、軽いスプゥーンを使うことは。
「村田信者」対策にもなりますね。
村田さん、ライトライン、マイクロスプゥーンが嫌いだからなあ、、、(笑)。
いや、それで釣れるんなら、いいですけど。
今のうらたんでは、難しいと思いますよ。
「いやいや、今のうらたんでも、俺はマイクロスプゥーンを使わずに、1日50匹余裕だぜ!」と言う方は、ぜひ、そのご様子を、ご自分のブログに認めて(「したためて」と読みます)ください。
拝読させていただきます。
初心者の私に、「気づかせて」ください(笑)。
それではみなさん、ご機嫌よう。
釣哲人
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