雇用を守るのは、誰の責任ですか?:

Mr. Intelligence

2020年05月09日 06:11

おはようございます。

社会派の釣り人、釣哲人です(←ギャグですので、一々目くじら立てないでください)。

私がフリーの予備校講師の頃ですから、もう15年以上前になるのでしょうか。

都内某所で。

労働者がデモを組んで。

「経営者は、雇用を守れー!」とシュプレヒコールを繰り返しておりました。

その頃私は、生き馬の目を抜くような、人気がなくなればすぐにクビになる、予備校講師をしていたからでしょうか。

その言葉に、違和感を感じたものです。

「雇用って、経営者が守るものなのか?」

まずは、株式会社を中心とした、営利企業について考えてみましょう。

存立の意義は?

これ、おそらく中学校の現代社会?で習っているはず(不勉強は、自分の責任です)。

そう。

「利潤の追求」ですね。

要は、「お金儲け」ですよ。

経営者は、そのトップ。

つまり、「会社がたくさん儲かるように判断する」のが、経営者の仕事です。

従業員の首を切って、会社が利益が上がるのであれば、そうするのが、経営者の責任です。

雇用を守って、会社を潰してしまえば、「ダメ経営者」の烙印を押されます。

そういうものです。

「会社は社会の公器」とか、「従業員は家族のようなもの」などという言葉を、真に受けてはいけません。

それは、企業に余裕があるうちに、対外的にポーズをとるための発言です(みなさまのお好きな「建前」ですよ)。

明日にも会社が潰れそうなら、そんな悠長なことは言ってられません。

どうやって企業を生き延びさせようか。

考えることは、その一点です(主に「金策」でしょう)。

では、雇用を守るのは、誰の責任か。

これは、従業員の責任ではないでしょうか。

どんなに苦しい時でも、いや、苦しい時だからこそ、「戦力」となる従業員、会社に利益(これが会社の生命線です)をもたらしてくれる従業員は、会社から必要とされます。

引き止められることはあっても、クビになることはないでしょう。

シュプレヒコールの主は、この辺り、どうお考えなのでしょうか?

その人の立場も、理解はできますよ。

業務命令には絶対服従。

働く場所も時間も会社に指定され、それを覆すことはできない。

そこまで会社に尽くしてるんだから、守ってくれ。

その気持ちは、分かります。

でも、もともとそう言ったことも含めて、ご自分で「従業員」という立場をお選びになったのではないでしょうか。

サラリーマンは、リスクの少ない職業と言えますが、唯一のリスクといえば、「クビになること」くらいですかね。

いや、でも。

クビになったって、借金を背負うわけでもないので。

本当にリスクの少ない職業と言えるでしょう。

だから、安全志向の強い日本人に人気の職業なのか?

首が嫌だったら、自分で経営者になるしかないですね。

でも、リスクはサラリーマンとは比べ物にならないくらいありますよ。

自由もありますけど。

リスクとリターンは、表裏一体ですよね。

大きなリターンを狙うのであれば、大きなリスクを背負うしかない。

人間の2大後悔をご存知でしょうか。

長生きした人に、「あなたが人生で後悔していることはなんでしょうか」と聞いたところ。

・もっとリスクを取ればよかった(「自分が本当にやりたいことをやれば良かった、というのも、この仲間でしょうか)。

・もっと学んでおけば良かった。

ということです。

あなたは学び、リスクをとってますか?

このテーマは、続きそうな予感、、、。

釣哲人

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